愛南町立一本松小学校     Ipponmatsu  primary  school  IMG_4304IMG_4303

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R7年度 学校ダイアリー

11月20日 スマイルあいさつデー、えひめいじめSTOP!デイPlus(6年)

2025年11月20日 19時52分

スマイルあいさつデー

 毎月20日はスマイルあいさつデーです。

 今日も運営委員の4名が正門付近で全校児童を迎えました。

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 町内のある中学校では、スマイルあいさつデーの際にハイタッチをしてコミュニケーションを図っているという情報を聞いた6年KさんとAさんは、2学期から一本松小でもその取組を実践しています。自然に笑顔がこぼれます。

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 いつも以上に気持ちのよい挨拶が響いていました。

【えひめいじめSTOP!デイPlus(6年)】

 この取組は、愛媛の子どもたちにによるいじめ防止の絆づくりを推進し、「愛媛県いじめの防止等のための基本的な方針」に基づく、児童生徒が主体的に行ういじめの防止に資する活動の充実を図ることを目的としています。

 今年度のテーマは「私にできること」です。

 県内全ての小・中学校をオンラインで接続したライブ授業を実施し、本校6年生も参加しました。

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 いじめ問題の話合いやワークショップを通しての情報交換や情報共有、今年度から実施している「ジブンミカタプログラム」についての話合いもありました。

 子どもたちは真剣にライブ授業を参観し、「私にできること」を考え、グループで話し合いました。

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 ライブ授業が終わって、学級担任が、「誰かのことを大切にできることはとっても大事なことだけど、それと同じくらい自分のことも大切にできる人になってほしいな。」と語った言葉が印象的でした。 

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 続けて学級担任が、「私も、私にできることとして、いじめSTOP!宣言を考えました。聞いてください」

① 明るく、元気で何でも相談できる雰囲気のある先生になる!!

② ダメなことはダメ!!いじめを絶対に許さない学級にする。

 力強く放ったその言葉に子どもたちもうなずきました。

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 6年生も自分にできることとしてそれぞれが「いじめSTOP!宣言」を考えました。どの子もしっかり考えた「私にできること」を文字にしていました。その一部を紹介します。

〇 相手の悪いところじゃなくて、いいところを見つけ、伝える。

〇 自分の意見を押し付けるのではなく、相手のことを受け止めてから自分の意見を言う。

〇 相手の気持ちを考えて過ごす。

〇 何か不安なことがあったら相談する。

〇 相手を知り、相手のことも自分のこともバランスよく考えて行動する。

〇 上下関係がなく、何でも言い合えるようにする。

〇 自分が言葉を発言するときに、一度、人が傷つかないか考える。

〇 話しているときに、「でも」「やっぱり」など否定から入らず、相手の意見を尊重する。

〇 自分が伝えたいことをきちんと言う。

〇 一人一人に優しく話しかける。

〇 自分の意見を一対一で相手に伝える。

〇 周りの人(友達だけじゃなく、先生や地域の人)を知る。自分の意見を伝える。

 県下の小・中学生の意見も聞きながら、学級の友達と意見交換しながら、一人一人がしっかり「私にできること」を考えていました。学級担任が日々、子どもたちとの関わりの中で放っている言葉も宣言の中にたくさん散りばめられていました。どれも早速実践できそうです。

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 今日の授業を終えた子どもたちの感想の中に、

「いじめについてみんなで話し合ったり、伝え合ったりする機会があまりなくて、今日はいじめについてたくさんのことを話すことができ、いろいろな考えを知ることができました。」

「これまで、相手のことを考えないといけないと思っていたけど、今日の授業を通して、自分も大事にしないといけないと分かりました。」

「明るい雰囲気を自分から作れる人になりたいです。」

「6年生として、いい小学校を築いていくために、どんどん、みんなのいいところを見つけて、安心した学校生活を送りたいです!!」

「仲良くするための方法はたくさんあるから、自分から試してみることが大切だと思いました。」

「安心して過ごせる雰囲気を作ることについて自分なりに考えることができました。家へ帰っても家族に伝えたり、学んだことを日々の生活で実践していきたいです。」

「人間だけじゃなく、動物にも上下関係があることにびっくりしました。いじめは教室の雰囲気からなってしまうことがあるというのも驚きでした。EILSの「ジブンミカタプログラム」はこれまで何となくやっていたけど、これからはちゃんと考えて行おうと思いました。」

「これからはもっと、今、このことを言っていいのか、言ってもらってうれしいのかを考えて、何かを言っていこうと思いました。」

 このような言葉が並んでいました。

 6年生を頼もしく感じるとともに、これらが全て実践できれば、更に素晴らしい、笑顔あふれる、みんなが安心して過ごせる一本松小学校になるなあと感じました。

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 6年生が感じたことを、是非、全校児童に広げていってほしいです。子どもたちのこれからの行動が楽しみになる「えひめいじめSTOP!デイPlus」でした。