4月24日 奉仕の心、3年体育科、ミートでつながる
2025年4月24日 17時04分【奉仕の心】
一本松小学校の校訓は「よく考え よく働き よく遊ぶ」です。
本校では代々、校訓に込められた願いが広く浸透し、教育活動に反映され、継承されてきました。
令和7年度は始まったばかりですが、校訓の「よく考え よく働き よく遊ぶ」精神を受け継ぐ子どもたちの姿を見掛ける場面が多くあります。
その様子を紹介します。
今朝の松の子タイムは「ちょボラ」でした。「ちょっとしたボランティア」の略で、朝の10分間で自分たちにできる奉仕活動を行っています。
6年生は1年生に「ちょボラ」の活動の意味を教え、奉仕の心を姿で見せていました。
目線を合わせ、手本を示し、1年生に教えている6年生の姿があちこちで見られました。
ぞうきん掛けをやって見せ、教えたことがちゃんとできているかどうか見届けているIさん。温かい眼差しで1年生のことを見守っていました。
そんな6年生の姿から、だれかのため、みんなのために働くことの意義を学んでいる1年生です。
他の学年も自分たちで考えてちょボラを行っていました。
最後の片付けでは、バケツを置いていた廊下のしずくをふき、バケツの周りもきれいにふいて後片付けをしている2年生のSさんの姿に感心しました。
「よく働く」松の子たちに感心した、清々しい朝でした。
【3年体育科】
3校時、3年生はY教頭先生と体育科の授業を行っていました。
腕の振りやスタートなど、走りの基本を教わった後、全力で走ってみました。
支援員のK先生も必死に応援しながら一緒に走っています。
授業が終わろうとしているとき、
「もっと走りたかった~!」
という声が聞かれました。前向きな発言に思わずにんまりしました。
【ミートでつながる】
昨年度まで松の子の一員だったRさんがアルジェリアに引っ越しをしました。
今年度、Rさんの御家族からの希望で、2組の児童とメールのやり取りをしています。今回はミートでつながってみることにしました。
一本松の午後3時。アルジェリアは午前7時です。6時半に起きたというRさんは朝食の最中でした。
「何を食べているの?」
「友達はできた?」
「毎日何をしているの?」
聞きたいことはたくさんあります。
ひとしきり会話をした後、4年生の友達にもRさんの姿を見せてあげることにしました。
算数をしていた4年生は突然のRさんとの対面に驚くと同時に大喜び。画面を囲んで次々話しかけました。
「アルジェリアは楽しい?」
との問いに、Rさんが
「楽しいよ。」
と答えた瞬間、子どもたちから自然に拍手が起こりました。
自分たちの仲間が、別の土地でも楽しく過ごせていることを心から喜んでいる純粋な姿に感動しました。
最後に一言ずつ、画面越しに話しかけてお別れしました。
Rさんがアルジェリアでもたくさんの友達の笑顔に囲まれて過ごせることをみんなで願っています。