11月6日 川の防災プログラム(5年)、学校運営協議会④、陸上練習
2025年11月6日 14時32分【えひめ川の防災プログラム】
今日、5年生は、一本松中学校2年生と合同の「えひめ川の防災プログラム」の学習を行いました。
座学では、自然災害(洪水)について映像等の資料で説明していただきました。
体験学習では次の2つのプログラムが用意されていました。
①流域治水模型による体験
②水中歩行体験
流域治水体験では、流域治水を行っていない町と流域治水を行っている町をつくり、雨を降らせ、どれだけ川に水が流れ込むかという実験をしました。
まずは、流域治水を行っていない町から実験しました。雨を降らせた量とほぼ同じくらいの水が川に流れていました。
次に流域治水をしている町をつくりました。
模型の土地を田んぼにしたり、家々にバケツを据えたり、木を植えたりして雨を降らせてみました。
すると、田んぼやバケツが雨を受け止め、川に流れ込む水の量は半分ほどに減りました。
実験を通して、洪水を防ぐ方法があることを学びました。
次に、水中歩行体験をしました。50cmの深さの水の中を歩くことは、片足に7.5㎏の重りを付けているのと同じなのだそうです。
水の中を歩くことは想像以上に大変でした。一歩が出ない人もいました。この体験を通して、水位が上がる前に、早目に避難することの大切さや水の恐ろしさを身をもって感じていました。
水辺ではライフジャケットを着用することも学びました。
自然災害はいつ起こるか分かりません。正しい知識を持っていることで、被害を最小限に抑えることができたり、防ぐことができたりします。
自分の命を守る方法をまた一つ学ぶことができました。
【第4回学校運営協議会】
今日は、小・中学校合同の学校運営協議会並びに学校保健委員会を行いました。
「子どものこころの健康と自殺予防~子どものサインに気づいたら~」ということで、愛南町保健福祉課のOさんの講話を聞きました。
講話の中に、学校医のS先生も意識して行っている「TALKの原則」というものがありました。それについて紹介します。
子どものSOSのサインに気づいたら、TALKの原則で寄り添います。
Tell・・・言葉に出して心配していることを伝える
Ask・・・「死にたい」という気持ちについて率直に尋ねる
Listen・・・子どもの気持ちを傾聴する
Keep Safe・・・子どもを一人にせず、安全を確保し寄り添う
このときに気を付けることは、「大丈夫、頑張れば元気になる」といった安易な励ましや「死ぬなんてバカなことを考えるな』といった𠮟責は避けることだそうです。
学校医や学校歯科医の先生からの指導助言で、「普段から家族や職場で周りの人の様子を気に掛け、気になる様子が見られたときやいつもと様子が違うときには、「大丈夫?」という声掛けを行うこと」「家庭が安心できる場であること、いつも見守っている、いつでも相談にのるという姿勢を見せること」の大切さも教えていただきました。
お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。
【陸上練習】
いよいよ、県陸上運動記録会の日が近づいてきました。選手たちは9日(日)に愛南町を出発し、10日(月)に大会当日を迎えます。
練習も大詰めです。音楽練習と並行しながら、限られた時間の中で真剣に練習に取り組んでいます。
一本松小学校みんなで4人の選手の健闘を祈っています!