6月5日 食育推進事業(3・4年、5・6年)
2025年6月5日 18時42分食文化・料理研究家の中村和憲さんを講師にお招きし、愛媛県魚食普及事業を行いました。
愛媛県魚政課、水産課からあわせて3名の方にもお越しいただき、本日の事業をサポートしていただきました。
水産に関するDVDを視聴し、愛媛の水産業や真鯛の養殖について学んだ後、体と食の関係についても教えていただきました。
「脳の前頭葉は人生で2度大きく成長する。その1回目は生まれてから3歳まで。2回目は、10歳から22歳まで。10代はいろいろなことを吸収できるとき。好きなこと、興味あることにどんどんチャレンジしよう。」
「脳を働かせるために必要なのはブドウ糖とリジン。リジンはたんぱく質に多く含まれる。成長するみんなにとって、最高のたんぱく質は魚。」
その他にも、命をいただくことの意味やその命をいただくことに感謝することなど、心に響くお話をたくさんしていただきました。
その後、県から用意していただいた1.5キログラムの鯛9尾のうち1尾を実際にさばきながら鯛の特徴や体のつくりを教えていただきました。
そのさばいた鯛をお吸い物にしたり、鯛しゃぶにしたりしていただきました。
事前に作っていただいていた「鯛のあら煮」もいただきました。
今朝、水揚げされたばかりの鯛。おいしいことは保証済みです。愛媛県の県魚でもある鯛。食が体の働きと密接に結びついていることを知り、おいしさは更に増しました。
感想発表では、この時間の学びやこれから生かしていきたいことなどについて感想を述べることができました。
目を合わせ、子供たちの話をやさしい眼差しで聞いてくださる中村先生。
充実した学びの時間になりました。